最近は少しづつ暖かくなり春が近づいている事を感じています。
ハーミット歯科の院長高橋です。今年は桜の開花が早く、毎年花見に行ってるのですがそのタイミングを見極めています。
題名通り、歯周病の説明をしていきたいと思います。
小難しい事は出来る限り書かず、分かりやすく説明する予定です。
当院でも歯周病の説明はしていますが、こちらの説明文ではもう少しだけ噛み砕いて説明しています。
正しい歯ブラシと定期的な歯科受診を!!
一言で言ってしまうとこの通りです。これ以外説明派ありません。下には歯周病の説明や、定期的な歯科受診がなぜ必要なのかを書いています。
歯周病とは
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。
さらに進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
大切なのは予防、診断そして適切な治療です。30歳以上の成人の約80%がかかっていると言われる歯周病。どんなものなのか?どうすればいいのか?という疑問の解決にお役立てください。
歯周病の原因
お口の中にはおよそ400~700種類の細菌が住んでいます。
これらは普段あまり悪いことをしませんが、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取すると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。
これを歯垢(プラーク)と言い、粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。
この歯垢1mgの中には約10億個の細菌が住みついていると言われ、むし歯や歯周病をひき起こします。その中でも歯周病をひき起こす細菌が多く存在していると言われています。
この歯垢の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、結果的に歯を失う原因となります。
歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。これはブラッシングだけでは取り除くことができません。この歯石の中や周囲に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けていきます。
歯周病とは、この歯垢の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、結果的に歯を失う原因となります。
歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。これはブラッシングだけでは取り除くことができません。この歯石の中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けます。
上の文は日本臨床歯科学会様からすこし引用させてもらいました。
なんだかんだ色々書いておりますが基本的には歯周病は予防するものです。
現状では治療が必要だったとしても、治療が一段落したら予防に移行して現状を維持していく事が一番大事です。
しかし不思議なもので私たちは歯科のメンテナンス行ってから期間が空くと段々と歯ブラシが出来なくなってきます。実際には自分では出来てるつもりになってきます。
また歯ブラシは常に100%除去出来るものではなく、80%で合格ラインになります。(もちろん100%を目指してください。)
その細かい汚れが少しづつ貯まってくる為、それがプラークや歯石に変わるため、定期的なメンテナンスや歯石の除去が必要になってくるのです。
痛みがないと歯科にはかかりたくないという方が多数いるのは知っています。
知っていますが歯科の治療において基本的に痛い時に行う治療は痛い事が多いです。私も麻酔などで痛みは出ないように努力はしますが腫脹が強すぎたりすれば麻酔は効きにくいです。
そして治療をして歯を削ったり、歯の神経を取るような処置をすれば全体的な歯の寿命を短くすることにもなります。
なので痛みがない状態で現状を維持してくことがご自身にとって、口の中の健康も維持でき、治療を行わないので治療費も大きくかからないため、また苦手な?歯科受診の回数も減少出来ると思います。いかがでしょうか?
もし、少しでも気になるようであれば歯科の受診をお勧めします。ぜひご相談ください。